Reqree株式会社

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『週刊ビル経営』8月夏季特大号にVianode SHIN-OSAKAが一面にて掲載されました。

Reqree株式会社と大和ハウス工業株式会社様の取材記事です。

 

▽下記『週刊ビル経営』記事抜粋

【今週号の最終面記事】成長企業にターゲット オフィスビル最新戦略

ラウンジに会議室やワークスペース 成長企業も柔軟なオフィス運用が可能に
人材の積極採用を検討する企業にとって懸案となるのがオフィス面積。想定以上の成長によって社員が急増したことで短期間での移転を繰り返すベンチャーは多い。この需要を捉えるのが、今年2月に「新大阪」駅から徒歩6分の場所に竣工した「Vianode新大阪(以下、ヴィアノード新大阪)」。シェアオフィス企画運営を行うReqreeとタッグを組み、1階にデスクワークや商談ができるラウンジや3階にシェアオフィスを設置し、成長企業向けに打ち出した。

1棟でABWを実現 リーシング巻き返し
大和ハウス工業(大阪市北区)が事業主となって建てた「ヴィアノード新大阪」。延床面積1万891・36㎡、敷地面積1629・80㎡。11階建てのオフィスビルとなっている。エントランスを入ると1階には250㎡超の広々としたラウンジ空間が広がっている。レセプションから会議室、オープンソファシート、フォンブースやソロワークスペースなどを用意した。ビル入居者シェアオフィス契約者の共用部として利用できる。利用者同士の目線が合わないための配慮として、約6mの天井高を生かして段差をつけている。3階にはシェアオフィスを設置。1名用の半個室を30室、1~8名用の完全個室を27室用意する。2階、4~11階は703・53㎡のオフィス。無柱空間となっていて、最大4区画まで対応可能となっている。
「ビル1棟のなかで多様な企業の成長フェーズと働き方に対応する」。こう言うのはReqree代表取締役の高室直樹氏だ。
ラウンジやシェアオフィスを用意したことでスタートアップなど設立間もない企業からも関心を惹く。シェアオフィスを利用するこのような企業が成長・拡大し人員を増やした際は、館内での移転増床にも対応可能。また、オフィス区画に入居する企業にとってもラウンジがあることで、契約しているオフィス面積よりも大幅に広く利用することができる。
ワーカーの働きやすさも確保する。「ヴィアノード新大阪」のコンセプトは「ビル1棟の中で縦のABWを実現する先進性とデザイン性を兼ね備えた、次世代のオフィスビル」。ABWとは仕事内容やその時の気分に合わせて、社員が自律的に働き方や場所を自由に選択して働くこと。生産性や効率性の向上が期待される。ポイントになるのは1階のラウンジだ。オフィス、シェアオフィスの入居者が気分や業務内容に合わせて、自社の専有部やラウンジを選びながら働くことができる。
コロナ禍で当初はリーシングに逆風もあったが、ラウンジやシェアオフィスと組み合わせた空間へ大幅改装した後は順調に入居が進んでいる。
業績が好調で採用を強化している企業から「採用面接に有利」と特に評価されている。内覧数が急増し、契約見込み客も増加中だ。  通常オフィスとシェアオフィスの相乗効果も出ている。オフィスに入居する、ある会社ではシェアオフィスの完全個室1室を契約。「その会社の社長が空間を気に入って入居いただきました。社長室として利用すると聞いております」(高室氏)。

新たなオフィスの形示す ESGにもマッチ
大和ハウス工業本店流通店舗事業部統括事業部長の岩崎哲也氏は「大阪のオフィスビルの中でもトップレベルのABW型ビルにしたい」と掲げる。先述の通り天井高は6m。この空間にレセプション付きのラウンジを用意。ホテルライクな1階となった。ブランディングにも力を入れる。入居者にはビル独自のマグカップなどを用意した。また、入館などに使用するIDカードのデザインまで一新している。1棟ABWとブランド力、ホテルのような高級感。この3つを揃えたオフィスビルは東京でもほとんど見当たらない。
ESGにもマッチする。国土交通省はSDGs17の目標に関連し、不動産分野の社会的課題に対応するESG投資に関する評価基準を定めている。ラウンジやシェアオフィスの設置は、SDGs17の目標のうち、8番目の「働きがいも経済成長も」や12番目「つくる責任つかう責任」に資するものとなる。岩崎氏は「オフィスビルのスペックはもちろんのこと、SDGsに貢献するビルを提供していくことも当社のミッション。『ヴィアノード新大阪』は今後のオフィスビルやテナントビル開発にも生かされていく」と話す。
コロナ禍を経てオフィスのあり方や働き方が多様化している。企業がオフィスに求めるキーワードとして働き方の「生産性」や「効率性」の向上、「リクルート力」などが挙がる。それらの新しいニーズの連立方程式に対して、「ヴィアノード新大阪」は解の提示に挑戦している。

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